初めての方はこちらをお読みくださいね。
優しい叡智倶楽部について
混乱なく新型コロナウイルスを予防するために [免疫]
どうも、ますてぃと申します。
*公式ページ、移行しました。
新 優しい叡智倶楽部
武漢発とされる新型コロナウイルスから、
どう身を守っていけるか、
書いてみました。
(書ききれないのですが)
____________________
2020.2.20追記
動画もアップしました。
____________________
早速ですが本題です。
新型ウイルスの感染力や致死率など、
ウイルスの全貌が不明ではありますが、
エンベローブをもつウイルスである、
ということを、まず理解したいですね。
この点を踏まえた予防・撃退法を後半で書きます。
まずは予防原則に徹する、
というのが根本となります。
要点は当たり前なことにつきます。
1 有益な常在菌を増やす、活性化させる。
2 免疫系を強化する。
3 ウイルス自体を身の回りから除去する。
いろいろな方法がありますが、
下手に耐性を持たせるのを避けるため、
できる限り化学薬品を使わない方法を推奨します。
まず、とにかく身の回りの有益な菌を増やす、活性化させる。
そして免疫を高める。
ウイルスは、無菌室で暮らさない限り、
侵入を0にはできません。
できるだけ減らしつつ、
迎え撃つ叡智が必要ですね。
たとえば乳酸菌たちは、ウイルスを捕食するものもいます。
生成する乳酸自体にも強い殺菌(ウイルス)力があります。
生活空間、自身の体に、乳酸菌を増やすことは有益です。
市販のEM菌を使うのも良いでしょうし、
自家製の有益菌液を作るのも良いでしょう。
経口摂取(食べる)のはもちろん、
散布することもオススメです。
ポイントは、暮らしの場や体内体表に、
「私たちに有益な菌の支配圏(細菌叢)」を作っていくことです。
関連しますが、免疫系の強化は必須です。
未知のウイルスでも、体が「敵」とみなせば戦ってくれます。
というより、数々の症状は、
免疫が外敵と戦っている証拠なんですね。
「ウイルスに負けない」状態を作っていく必要があります。
質の良い食事、睡眠を心がけてください。
抗生物質入りの食べ物、添加物(化学物質)の多い加工食品は
避けてください。
特に、豆乳ヨーグルトはオススメです。
スマホやゲーム、働きすぎを見直して(^^;)、
ぐっすり眠る時間をとってください。
もっとも免疫が発揮されるのは、
リラックスしている状態(副交感神経優位の状態)です。
体を温めることと、寝るのが一番です。
最大限にリラックスしていくための呼吸法もあります。
そして、ウイルスを身の回りから除去する。
まず、温度と湿度です。
湿度が一定以上だと、ウイルスを浮いていられず地面に落ちます。
すると、彼らが生存条件としている「人体」への付着ができなくなります。
また、私たち自身の粘膜も補強されるので、
ウイルスの活動力がさらに落ちます。
室温16℃の場合、湿度70~75%
室温18℃の場合、湿度60~65%
室温20℃の場合、湿度55~60%
室温22℃の場合、湿度50~55%
を目安にしてみてください。
ただし、すべてのウイルスが
この条件で動かなくなるわけではありません。
次に除菌について。
WHOや日本政府は手洗いうがい、マスクを奨励しています。
それはそれで良いと思います。
うがいやマスクに、そこまで効果があるとは思えませんが。
ただし、トリクロサンなど薬品の殺菌成分が入っているものは
避けたほうがいいですね。
有益な常在菌をなるべく残しつつ、
ウイルスを除去するために提案したいのは、
緑茶の活用です。
王道 緑茶のカテキン
もっとも馴染みの深い素材のひとつで、
身近過ぎて気付かなかった、
という方もいらっしゃるかもしれません。
1 お茶をこまめに飲む
2 お茶を手や物、室内に噴霧する
3 お茶を喉・鼻から吸引する
こうした取り組みで、
あなたの周りの抗ウイルス力を高めることができます。
その鍵となるのは、カテキンです。
カテキンは、緑茶に含まれる苦みの元となる成分です。
非常に優れた抗菌作用、抗ウイルス作用、
抗酸化作用、免疫促進効果、
などなどがあります。
急須で淹れる通常の緑茶には、
120ml中80mg前後のカテキンが含まれています。
カテキンを少し細かくすると、
1.エピガロカテキンガレート(EGCg)
2.エピガロカテキン(EGC)
3.エピカテキンガレート(ECG)
4.エピカテキン(EC)
というように種類もあります。
80度以上のお湯でもっとも抽出されるのは、
1.のEGCgです。
濃度にすると、500~1000ppm程度となります。
(なんとなく単位があると思ってください)
さて、研究室での検証レベルでは、
EGCg 32ナノグラム/ml(32ppm)でも,
インフルエンザウイルスのほぼ100%が不活化されました(*1)。
これはインフルエンザにだけ特別な働きがある、
というわけではありません。
基本的な原理を押さえてみましょう。
EGCgの働き
EGCgは、ウイルスに対して、次のような働きを持ちます。
1 ウイルスがくっつかないようにフタをする
2 エンベロープ(外の殻のようなもの)をじかに破壊する
3 ウィルス等の出す毒素を無害化する
1 ウイルスがくっつかないようにフタをする
ウイルスが細胞の中へ入るためには、
表面にあるスパイクと呼ばれる杭のようなものを使います。
EGCgは、このスパイクに取り付く性質があり、
ウイルスが侵入しにくくしてくれます。
2 ウイルスのエンベロープを破壊する
ウイルスには、エンベロープという殻のようなものをまとったものがいます。
(まとっていないものもいます。)
このエンベロープは主に脂質でできており、
EGCgはこの殻を破壊してしまいます。
エンベロープを破壊されたウイルスは死んでしまいます。
3 ウィルス等の出す毒素を無害化する
ウイルスが出す「毒素」は、
ほとんどがタンパク質でできています。
EGCgはこのタンパク質と結合して、「毒素」を阻害します。
また、特定のウイルスの逆転写酵素にも結合するため、
ウイルスのコピー・増殖を抑えることができます。
これらの「EGCgによって抑制される条件」に
ウイルスが当てはまっているかを考えてみましょう。
武漢発とされる新型コロナウイルスは、
エンベロープとスパイクを持つウイルスです。(”2)
よって、EGCg(=緑茶)でウイルスを駆除することができます。
コロナウイルスを予防する方法
1 こまめな緑茶の摂取
最近は、診察のわずかな合間に、
ちょこちょこと緑茶を飲んでいる医師が増えています。
口腔内のウイルスを除去しているんですね。
また、緑茶は私たちの免疫力を高めてくれます。
不思議なことに、
緑茶を摂取すると、
私たちの体に良くない細菌やウイルスの多くを抑制する一方で、
善玉菌と言われるビフィズス菌などの乳酸菌は増えるんです。
カテキンの一部はわずかながら血中へ入り全身を巡ります。
また、外敵を捕食するマクロファージを活性化してくれます。
2 緑茶をスプレー(噴霧)する
80度以上のお湯で淹れた緑茶を冷まし、
5〜10倍程度にミネラルをーターで薄めます。
緑茶がウイルスそのものを壊してくれるので、
スプレーボトルや噴霧器で
室内や衣服、手や物など、
気になるところに直接スプレーします。
通常濃度以下であれば、
緑茶はアルコールと違い、
人体への害はほぼありません。
マスクを着用するなら、
裏地にスプレーすると良いでしょう。
3 呼気で吸引する
2で作った「薄めたお茶」を、
音波式の加湿器などで霧にして吸い込みます。
気管や肺に侵入したウイルスも抑えることができます。
新型コロナウイルスは、他のコロナウイルスと同様、
口、喉、肺、鼻で
活発に活動している可能性があります。
特に鼻腔(鼻)で増殖する可能性がありますので、
鼻呼吸を通じて緑茶を送り込むのは有効と考えられます。
4 出がらしの茶葉で入浴
使った緑茶の茶葉を浴槽に入れて入浴します。
茶葉にはまだ、
カテキンやその他の栄養素が残っています。
出がらしの茶葉は、
全身の除菌(やウイルス除去)に適した濃さで、
入浴が楽しめます。
体も温まり、リラックスしますので、
免疫力も高まります。
注意点
1 除菌はやり過ぎない
ウイルスの除去を目的に本記事は書いておりますが、
本来、人間の体は微生物の絶妙なバランスで維持されています。
「悪い菌やウイルスをやっつけてくれる」は確かにそうですが、
多くの場合「有益な菌」も減らしてしまい、
バランスを崩してしまいます。
緑茶のカテキンも例に漏れません。
ただ、通常濃度ですと、
もっとも恩恵の多い乳酸菌たちは「除菌」されず、
むしろ数を増やすことがわかっています(*3)。
アルコールや石鹸による手洗いよりも勧める理由の一つです。
2 予防はできるが感染後のウイルス除去は困難
大いに、予防効果が期待できる緑茶ですが、
一度感染した場合は、緑茶(カテキン成分)が
体内のウイルスを駆除してくれる効果はあまり期待できません。
ただ、緑茶による除去が困難になるだけで、
やる価値は十二分にあります。
それは、緑茶がもたらす抗酸化作用、免疫力促進が
体内でのウイルスとの戦いに貢献してくれるからです。
3 トクホ系は使わないほうがいい
緑茶のトクホ系は、カテキンを大幅に増やしたものがあります。
主に脂肪燃焼を助ける、というメリットで展開されていますが、
高濃度のカテキンは乳酸菌までも除菌します。
腸内が更地のようになる可能性がありますので、
まっさらな腸内で都合の悪い菌やウイルスが繁殖し始めると、
どんな疾患につながるかわかりません。
通常濃度の緑茶ならそんな心配はありませんので、
茶葉(できれば抗生物質や農薬のないもの)を購入されることをお勧めします。
とはいえ、火急の問題ですので、
家に一つ二つある緑茶の茶葉やTパックを探してみてください。
少しでも被害が軽くなり収束が早まることを願ってやみません。
読みやすいようすべきですが、
とりあえず書く、ということに専念しました。
長文・乱筆で、読みづらかったかと思いますが、
ご容赦のほどよろしくお願いいたします。
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-340/documents/mechanism2013.pdf
引用
*1 茶カテキン類の機能性とそれらの応用例 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jafps1997/26/1/26_1_47/_pdf
*2 中国が公開したウイルスの画像より 出:スプートニクhttps://jp.sputniknews.com/incidents/202001247043922/
*3 茶カテキン類の機能性とそれらの応用例 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jafps1997/26/1/26_1_47/_pdf
主な参考文献およびサイト
『奇跡のカテキン―お茶に潜む驚異のパワー』島村忠勝 2000.3
『ウイルス・細菌の図鑑』北里英郎 原和矢 中村正樹 2016
『あなたの体は9割が細菌』アランナ・コリン 矢野真千子(訳) 2016
各種製茶の煎出条件とカフェイン・タンニン溶出量及び味との関係 https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience1968/27/1/27_31/_pdf
公益財団法人長寿科学振興財団 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/catechin.html
厚生労働省 新型コロナウイルス に関するQ&A https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
国立感染症研究所 https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-corona/9303-coronavirus.html
MRSA除菌のためのカテキン吸入療法の検討 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscpt1970/32/2/32_2_293S/_pdf/-char/ja
紅茶エキスによるインフルエンザウイルス感染性の阻止 http://journal.kansensho.or.jp/kansensho/backnumber/fulltext/68/824-829.pdf
カテキンの効果
https://school.gifu-net.ed.jp/ena-hs/ssh/H29ssh/sc2/21743.pdf
*公式ページ、移行しました。
新 優しい叡智倶楽部
武漢発とされる新型コロナウイルスから、
どう身を守っていけるか、
書いてみました。
(書ききれないのですが)
____________________
2020.2.20追記
動画もアップしました。
____________________
早速ですが本題です。
新型ウイルスの感染力や致死率など、
ウイルスの全貌が不明ではありますが、
エンベローブをもつウイルスである、
ということを、まず理解したいですね。
この点を踏まえた予防・撃退法を後半で書きます。
まずは予防原則に徹する、
というのが根本となります。
要点は当たり前なことにつきます。
1 有益な常在菌を増やす、活性化させる。
2 免疫系を強化する。
3 ウイルス自体を身の回りから除去する。
いろいろな方法がありますが、
下手に耐性を持たせるのを避けるため、
できる限り化学薬品を使わない方法を推奨します。
まず、とにかく身の回りの有益な菌を増やす、活性化させる。
そして免疫を高める。
ウイルスは、無菌室で暮らさない限り、
侵入を0にはできません。
できるだけ減らしつつ、
迎え撃つ叡智が必要ですね。
たとえば乳酸菌たちは、ウイルスを捕食するものもいます。
生成する乳酸自体にも強い殺菌(ウイルス)力があります。
生活空間、自身の体に、乳酸菌を増やすことは有益です。
市販のEM菌を使うのも良いでしょうし、
自家製の有益菌液を作るのも良いでしょう。
経口摂取(食べる)のはもちろん、
散布することもオススメです。
ポイントは、暮らしの場や体内体表に、
「私たちに有益な菌の支配圏(細菌叢)」を作っていくことです。
関連しますが、免疫系の強化は必須です。
未知のウイルスでも、体が「敵」とみなせば戦ってくれます。
というより、数々の症状は、
免疫が外敵と戦っている証拠なんですね。
「ウイルスに負けない」状態を作っていく必要があります。
質の良い食事、睡眠を心がけてください。
抗生物質入りの食べ物、添加物(化学物質)の多い加工食品は
避けてください。
特に、豆乳ヨーグルトはオススメです。
スマホやゲーム、働きすぎを見直して(^^;)、
ぐっすり眠る時間をとってください。
もっとも免疫が発揮されるのは、
リラックスしている状態(副交感神経優位の状態)です。
体を温めることと、寝るのが一番です。
最大限にリラックスしていくための呼吸法もあります。
そして、ウイルスを身の回りから除去する。
まず、温度と湿度です。
湿度が一定以上だと、ウイルスを浮いていられず地面に落ちます。
すると、彼らが生存条件としている「人体」への付着ができなくなります。
また、私たち自身の粘膜も補強されるので、
ウイルスの活動力がさらに落ちます。
室温16℃の場合、湿度70~75%
室温18℃の場合、湿度60~65%
室温20℃の場合、湿度55~60%
室温22℃の場合、湿度50~55%
を目安にしてみてください。
ただし、すべてのウイルスが
この条件で動かなくなるわけではありません。
次に除菌について。
WHOや日本政府は手洗いうがい、マスクを奨励しています。
それはそれで良いと思います。
うがいやマスクに、そこまで効果があるとは思えませんが。
ただし、トリクロサンなど薬品の殺菌成分が入っているものは
避けたほうがいいですね。
有益な常在菌をなるべく残しつつ、
ウイルスを除去するために提案したいのは、
緑茶の活用です。
王道 緑茶のカテキン
もっとも馴染みの深い素材のひとつで、
身近過ぎて気付かなかった、
という方もいらっしゃるかもしれません。
1 お茶をこまめに飲む
2 お茶を手や物、室内に噴霧する
3 お茶を喉・鼻から吸引する
こうした取り組みで、
あなたの周りの抗ウイルス力を高めることができます。
その鍵となるのは、カテキンです。
カテキンは、緑茶に含まれる苦みの元となる成分です。
非常に優れた抗菌作用、抗ウイルス作用、
抗酸化作用、免疫促進効果、
などなどがあります。
急須で淹れる通常の緑茶には、
120ml中80mg前後のカテキンが含まれています。
カテキンを少し細かくすると、
1.エピガロカテキンガレート(EGCg)
2.エピガロカテキン(EGC)
3.エピカテキンガレート(ECG)
4.エピカテキン(EC)
というように種類もあります。
80度以上のお湯でもっとも抽出されるのは、
1.のEGCgです。
濃度にすると、500~1000ppm程度となります。
(なんとなく単位があると思ってください)
さて、研究室での検証レベルでは、
EGCg 32ナノグラム/ml(32ppm)でも,
インフルエンザウイルスのほぼ100%が不活化されました(*1)。
これはインフルエンザにだけ特別な働きがある、
というわけではありません。
基本的な原理を押さえてみましょう。
EGCgの働き
EGCgは、ウイルスに対して、次のような働きを持ちます。
1 ウイルスがくっつかないようにフタをする
2 エンベロープ(外の殻のようなもの)をじかに破壊する
3 ウィルス等の出す毒素を無害化する
1 ウイルスがくっつかないようにフタをする
ウイルスが細胞の中へ入るためには、
表面にあるスパイクと呼ばれる杭のようなものを使います。
EGCgは、このスパイクに取り付く性質があり、
ウイルスが侵入しにくくしてくれます。
2 ウイルスのエンベロープを破壊する
ウイルスには、エンベロープという殻のようなものをまとったものがいます。
(まとっていないものもいます。)
このエンベロープは主に脂質でできており、
EGCgはこの殻を破壊してしまいます。
エンベロープを破壊されたウイルスは死んでしまいます。
3 ウィルス等の出す毒素を無害化する
ウイルスが出す「毒素」は、
ほとんどがタンパク質でできています。
EGCgはこのタンパク質と結合して、「毒素」を阻害します。
また、特定のウイルスの逆転写酵素にも結合するため、
ウイルスのコピー・増殖を抑えることができます。
これらの「EGCgによって抑制される条件」に
ウイルスが当てはまっているかを考えてみましょう。
武漢発とされる新型コロナウイルスは、
エンベロープとスパイクを持つウイルスです。(”2)
よって、EGCg(=緑茶)でウイルスを駆除することができます。
コロナウイルスを予防する方法
1 こまめな緑茶の摂取
最近は、診察のわずかな合間に、
ちょこちょこと緑茶を飲んでいる医師が増えています。
口腔内のウイルスを除去しているんですね。
また、緑茶は私たちの免疫力を高めてくれます。
不思議なことに、
緑茶を摂取すると、
私たちの体に良くない細菌やウイルスの多くを抑制する一方で、
善玉菌と言われるビフィズス菌などの乳酸菌は増えるんです。
カテキンの一部はわずかながら血中へ入り全身を巡ります。
また、外敵を捕食するマクロファージを活性化してくれます。
2 緑茶をスプレー(噴霧)する
80度以上のお湯で淹れた緑茶を冷まし、
5〜10倍程度にミネラルをーターで薄めます。
緑茶がウイルスそのものを壊してくれるので、
スプレーボトルや噴霧器で
室内や衣服、手や物など、
気になるところに直接スプレーします。
通常濃度以下であれば、
緑茶はアルコールと違い、
人体への害はほぼありません。
マスクを着用するなら、
裏地にスプレーすると良いでしょう。
3 呼気で吸引する
2で作った「薄めたお茶」を、
音波式の加湿器などで霧にして吸い込みます。
気管や肺に侵入したウイルスも抑えることができます。
新型コロナウイルスは、他のコロナウイルスと同様、
口、喉、肺、鼻で
活発に活動している可能性があります。
特に鼻腔(鼻)で増殖する可能性がありますので、
鼻呼吸を通じて緑茶を送り込むのは有効と考えられます。
4 出がらしの茶葉で入浴
使った緑茶の茶葉を浴槽に入れて入浴します。
茶葉にはまだ、
カテキンやその他の栄養素が残っています。
出がらしの茶葉は、
全身の除菌(やウイルス除去)に適した濃さで、
入浴が楽しめます。
体も温まり、リラックスしますので、
免疫力も高まります。
注意点
1 除菌はやり過ぎない
ウイルスの除去を目的に本記事は書いておりますが、
本来、人間の体は微生物の絶妙なバランスで維持されています。
「悪い菌やウイルスをやっつけてくれる」は確かにそうですが、
多くの場合「有益な菌」も減らしてしまい、
バランスを崩してしまいます。
緑茶のカテキンも例に漏れません。
ただ、通常濃度ですと、
もっとも恩恵の多い乳酸菌たちは「除菌」されず、
むしろ数を増やすことがわかっています(*3)。
アルコールや石鹸による手洗いよりも勧める理由の一つです。
2 予防はできるが感染後のウイルス除去は困難
大いに、予防効果が期待できる緑茶ですが、
一度感染した場合は、緑茶(カテキン成分)が
体内のウイルスを駆除してくれる効果はあまり期待できません。
ただ、緑茶による除去が困難になるだけで、
やる価値は十二分にあります。
それは、緑茶がもたらす抗酸化作用、免疫力促進が
体内でのウイルスとの戦いに貢献してくれるからです。
3 トクホ系は使わないほうがいい
緑茶のトクホ系は、カテキンを大幅に増やしたものがあります。
主に脂肪燃焼を助ける、というメリットで展開されていますが、
高濃度のカテキンは乳酸菌までも除菌します。
腸内が更地のようになる可能性がありますので、
まっさらな腸内で都合の悪い菌やウイルスが繁殖し始めると、
どんな疾患につながるかわかりません。
通常濃度の緑茶ならそんな心配はありませんので、
茶葉(できれば抗生物質や農薬のないもの)を購入されることをお勧めします。
とはいえ、火急の問題ですので、
家に一つ二つある緑茶の茶葉やTパックを探してみてください。
少しでも被害が軽くなり収束が早まることを願ってやみません。
読みやすいようすべきですが、
とりあえず書く、ということに専念しました。
長文・乱筆で、読みづらかったかと思いますが、
ご容赦のほどよろしくお願いいたします。
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-340/documents/mechanism2013.pdf
引用
*1 茶カテキン類の機能性とそれらの応用例 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jafps1997/26/1/26_1_47/_pdf
*2 中国が公開したウイルスの画像より 出:スプートニクhttps://jp.sputniknews.com/incidents/202001247043922/
*3 茶カテキン類の機能性とそれらの応用例 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jafps1997/26/1/26_1_47/_pdf
主な参考文献およびサイト
『奇跡のカテキン―お茶に潜む驚異のパワー』島村忠勝 2000.3
『ウイルス・細菌の図鑑』北里英郎 原和矢 中村正樹 2016
『あなたの体は9割が細菌』アランナ・コリン 矢野真千子(訳) 2016
各種製茶の煎出条件とカフェイン・タンニン溶出量及び味との関係 https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience1968/27/1/27_31/_pdf
公益財団法人長寿科学振興財団 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/catechin.html
厚生労働省 新型コロナウイルス に関するQ&A https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
国立感染症研究所 https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-corona/9303-coronavirus.html
MRSA除菌のためのカテキン吸入療法の検討 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscpt1970/32/2/32_2_293S/_pdf/-char/ja
紅茶エキスによるインフルエンザウイルス感染性の阻止 http://journal.kansensho.or.jp/kansensho/backnumber/fulltext/68/824-829.pdf
カテキンの効果
https://school.gifu-net.ed.jp/ena-hs/ssh/H29ssh/sc2/21743.pdf
2020-01-30 21:08
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