SSブログ
初めての方はこちらをお読みくださいね。 優しい叡智倶楽部について
ケイ素 ブログトップ

今の時期だから試したい【スギナ】の想像を超えた力 [ケイ素]

どうも、ますてぃと申します。


生命の息吹溢れる春がやや落ち着いて、

「さあ、命を育むぞ!」と

草木が伸びる時期になってきました。



私は花が一気に咲き誇る時期も好きですが、

この若葉の茂り始める時期も、

とても好きです^^



今回は、この時期にだけ手に入れられる、

非常に優れた植物「スギナ」のお話です。







___________________

【スギナって?】

スギナは道端でよ〜〜く見かける「雑草」の一つです。

有名なのは、春先にニョッキと伸びる「ツクシ」。



ツクシはスギナの胞子茎で、

一般に「スギナ」と呼ばれるのは、

同じ体(地下茎)から伸びた栄養茎のことで、

茎と葉から成り立っています・・・

_MST8368.jpg

小難しくなりましたが、知っておかれるといいですね^^


なぜなら、ツクシが生えた場所に、

今回の目玉である「スギナ」が茂るからです^^


___________________



【嫌われ者のスギナ

スギナは後述する通りとっても魅力的な植物です。

ですが、そのあまりの生命力に、

農作業をされる人々から忌み嫌われる存在でもあります。



駆除が困難なため「難防除雑草」なんて呼ばれたり、

しっかり根をはることから「地獄草」と呼ばれます。



ちょっとした花壇や畑が、

一面スギナだらけなんて光景をよく目にします^^;


___________________


【その優れた栄養素】


スギナの凄まじい生命力、

一説では放射能汚染された土壌で

いち早く伸び始めた植物であったと言われています。



植物は、その体内で活性酸素と戦うために、

ビタミンやミネラルを形成します。



厳しい環境下で育つには、

さらに外的ストレスに立ち向かう力が

なくてはいけません。



つまりスギナ自体が

強い抗酸化力を持っている

また、それに必要な栄養素を作り出している

ということです。



この抗酸化力は、ほぼそのまま、

利用する私たち人間にも恩恵となります。



栄養素的にみてみますと、

ケイ素鉄分リン

カルシウムマグネシウム亜鉛カリウム

ビタミンC葉緑素などを多く含みます。



もう、ミネラルの宝庫ですね!



私がスギナを調べ始めた理由の一つが「ケイ素」ですが、

スギナは非常にケイ素の含有量が多い植物です。

ケイ素については別の談にします。



栄養素の割合はもちろん、育つ土壌によって変化しますが、

カルシウムとともにマグネシウム

適度に含まれている特徴があります。








___________________


【スギナ摂取のメリット】

スギナの生命力を支える抗酸化力(栄養素)、

これが示す私たちのカラダへのメリットは何でしょうか?



これらミネラルをセットで摂れるということは、

私たちのカラダ自体が本来持つ能力を取り戻す

ということになります。



スギナで病気が治る〜などというより、

自然治癒力(免疫力や再生力)、

つまりは私たちの生命力を取り戻す、というほうが

理にかなっている感じですね。

強いて言えば強化できるです。

ここがとても大切です。



私たち自身の生命力が取り戻せる、強化できるです。



よって、期待できる結果は多岐にわたります!

一例を挙げていきますね。


・・・・・・・・・・

1 デトックス

まずは何と言ってもデトックス(体内解毒)に、

大いに貢献してくれます。

このブログの主題のひとつでもあります。



現代の疾患の大半は、

カラダ(体・心)に溜まった毒素によります。

有害化学物質ストレスですね^^;



スギナはとにかく利尿作用が強いです^^;

そのため、有害物質や老廃物の排泄を

大いに助けてくれます



ちょっと不摂生した時や病気がちな時に飲んでみると、

尿の色で一層効果を実感するでしょう。

いかにも毒素や老廃物を出した、という色になります^^;



利尿作用によって改善が期待できる疾患は、

腎臓結石膀胱炎などの泌尿器系の疾患むくみなどです。


また排便も促してくれますので、

便秘解消にも一役買ってくれます。

排便排尿は、デトックスの大部分を占める

大事な生理現象です。

・・・・・・・・・・

2 骨の強化・改善

骨粗鬆症の改善、骨の強化、

コラーゲンの強化が期待できます。



私たちはストレスや毒素に囲まれると、

骨からミネラルを引っ張ってきて対抗します。

知らず知らずに弱ってしまいがちな骨を、

強化してくれます。

・・・・・・・・・・



3 ホルモン物質の調律

私たちが無意識に行っている、

微細なホルモン物質運用の調律に貢献してくれます。

これも、多くの不調の改善、または健康の増進に

つながります。


・・・・・・・・・・


4 抗酸化・抗炎症作用

高い抗酸化力はそのまま、

炎症反応の軽減解消に役立ってくれます。


私たちは有害化学物質やストレスにさらされると、

悪い活性酸素(いい「活性酸素」もあります)を

作っていきます。

これがカラダを壊していきますし、

老化を加速させる要因となります。

スギナの抗酸化力は、

この活性酸素を無力化してくれます。



この作用も(笑)、多くの不調や健康増進につながります。

外面でいうと、皮膚や髪のダメージ、

髪や頭皮のトラブルの改善に期待が持てます。

癌(ガン)の予防、ガン細胞の縮小にも役立ちます。

・・・・・・・・・・

このほか、放射能汚染の除去血液浄化循環器系強化
糖尿病高血圧発熱などの改善にも、

効果が期待できるスギナ。


古くは中国の『本草綱目』(ほんぞうこうもく)という

薬草時辞典にも紹介があります。

ドイツの自然療法の父セバスチャン・クナイプ( 1821~1897)も

スギナの優れた効能に注目していました。



繰り返しになりますがスギナは、

私たちの生命力を取り戻し強化してくれる薬草です。


その結果を、個別の病名改善と書いてしまうと、

かえって可能性を制限してしまうかもしれませんね。








___________________

【利用方法】


多様な生命機能を整え強化してくれるスギナ。

どのように利用するといいのでしょう?


内服(お茶など経口摂取)、

外用(湿布や塗る方法)両方で活用できます。

毎日のトータルなケアと、

特に改善したい部分への個別アプローチと、

使い分けるのも良いかと思います。



もっとも気軽に利用できる方法は、

「お茶」にする方法ですね^^

お茶ができれば、外用で応用することもできます。

ですので、まずお茶の作り方からご紹介します。


・・・・・・・・・・

1 スギナを摘む

できるだけ、排気ガスや農薬、

化学肥料で土壌が汚染されていない場所で、

スギナを摘みます。

・・・・・・・・・・

2 よ〜〜く洗う

どれだけ優れた「薬草」でも、野草です。

動物の糞尿や微生物、

何が付いているかわかりません・・・。



まずは流水で、よ〜〜く洗いましょう。

そして水気をしっかり切ります。

・・・・・・・・・・

3 干す

通気性の良い日陰で1〜2日干します。

直接日に当てると、葉緑素が減ってしまいます


香ばしい風味を足したい場合は、

フライパンなどで乾煎りするのがオススメです。

・・・・・・・・・・

4 細かくちぎる

乾いたスギナを、綺麗なハサミや手で

細かくちぎって(切って)いきます。

またはミルなどで粉末状にします。

これでスギナ茶葉の完成です^^

茶葉の缶(アルミ)やガラス瓶などに入れて、

直射日光の当たらない涼しい場所で保管します。

乾燥剤と一緒に入れると、

ある程度湿気るのを防ぐことができます。


スギナを探して摘んで茶葉を作る・・・、
正直、手間だと言う方もいらっしゃると思います。

そんな方のために、

茶葉の紹介だけしておきますね。




【純国産 福岡県産100%】完全無農薬・無肥料の自然栽培【すぎな茶葉】20g


・・・・・・・・・・

5 淹れる

初級 いわゆるお茶</span>

一般のお茶のように、ティーポットや急須で淹れます。

お湯300mlに対し15gほどを目安にされるといいでしょう。

5〜10分おけば完成です。

手軽ですし、まずはこちらから試すと良いと思います^^

スギナ茶.jpg



中級 水出し

飲料水にスギナの茶葉を入れ、

6〜8時間、冷蔵庫に入れ水出しします。

茶葉は細かくするほど、水出しに向きます。

最大のメリットは

熱によるビタミンや葉緑素などの栄養素の破壊がないこと

時間はかかりますが、

スギナを最大限に楽しめます^^

ただ、多くの場合、

冷えた水分はカラダに負担ですので、

飲む際は常温にされるとよいでしょう。


ちょっと上級 煎じ茶

飲料水500mlに、スギナ茶葉10〜20gを入れて、

とろ火で10〜15分煮出します。

あまりグツグツやってしまうと、

スギナの最大の魅力である酸化還元力が落ちてしまいます。

できるだけ静かに煮出してください。



1日の飲用量の目安

健康維持・増進の人の場合はスギナ10g、日に1〜3度、

病気の人の場合は20gを煮出し、日に3度〜5度飲用します。


飲むタイミングは、空腹時・食間に、

チビチビと舐めるように飲むといいですね。


利尿作用が強いので、

水分(ミネラルウォーター)の補給もお忘れなく。



作り置きもいいですが、

作ったお茶は、その日のうちに飲みきりましょう。

できるだけ、その都度、温め直すといいでしょう。


子どもの場合の飲む量
大人の1/3〜半分くらいが目安です。


お茶ですし、

シンプルに楽しむのもいいでしょう。

実際の煎り具合や濃さは、

好みに加減してください。

スギナ茶は、笹とイグサの間のような香りがしますよ^^

私はちょっと苦手でしたので、

軽く煎って香ばしさを足しています。


___________________


【スギナを食す】

スギナを食べる場合。

スギナを良〜〜く洗って水を切ります。

色々な調理で利用できます。

おひたし、天ぷら、卵とじ、ソテー・・・

乾燥させたスギナを挽いて、

ふりかけを作る、まんじゅうやパンに練り込む、

なんていうのもいいですね。

パンを作る場合は、

グルテンの少ない古代小麦をオススメします。

有機栽培・自然栽培のアイコーン全粒粉が特におすすめです^^








___________________


【食べる飲む以外の利用方法】

スギナ茶を冷やす、あるいは水で出します。

化粧水として利用できます。

染み込ませたパックなんかいいですね。

スギナの抗酸化力でシミ軽減などにも期待が持てます♪


ということは・・・

スギナ風呂もできるんじゃない??


はい、第3のデトックス風呂決定です^^

歴史を考えますと、

「第一の」と言うべきかもしれませんね。


___________________


【スギナ風呂】

最大限スギナの成分を生かすため、

成分を抽出したお風呂を作ります。



煎じ茶と同様に煮出した抽出液、

または水出ししたものをお風呂に足します。



個人的には水出しがオススメです^^


お風呂の温度は37〜40度、

15分〜30分じっくり浸かります。

ダイレクトに、

皮膚系の炎症を抑えてくれますし、

抗酸化力の恩恵で、

肌が綺麗になったり、

シミなどの軽減に貢献してくれます^^


___________________


【注意点や利用を控えたほうがいい人】

スギナはチアミナーゼ、植物毒のアルカロイドを含んでいます。

このため長期間の大量摂取は、

チアミン(ビタミンB1)欠乏症を招く可能性がある、

とされています。

が、

ゼンマイやワラビなどの山菜にも

チアミナーゼは含まれていますし、

アルカロイドは多様な種類があり、

多くの食用植物にも含まれています。

・・・よほど大量に食用しない限り、

疾患や副作用は考えにくいです。


念のため以下の方は摂取を控えてください。

心臓、腎臓の不全を有する人

ニコチン過敏症の人

スギナにアレルギー反応がある人

妊婦さんや母乳中のお母さん



副作用より、

スギナが育つ環境下の化学物質の方が

よほど現実的なリスクです^^;

摘み取る場所をよく選び、

下ごしらえをしっかりして活用していきましょう♪


スギナ茶2.jpg





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康
ケイ素 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。